一年戦争編①

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参加しない一年生達が帰った後、参加者と羽山アキラと神谷ジンは壇上の前で集まっている。 神谷ジン 「羽山はまだ、名前を知らない奴が多いと思うから、参加者は自己紹介してもらう。」 神谷ジン 「自己紹介の内容は組と名前と派閥だけで良い。」 一年生一同 「……。」 参加者が静まり、緊張感がピリピリと感じる中、一人の男が前に出る。 神谷ジン (こいつは確か……) 「矢来大地、組は1-C。派閥は入ってない。」 羽山アキラ 「よろしくな。」 アキラが右手を出すが、大地は無視する。 羽山アキラ 「ムカつく。」 神谷ジン 「そう、怒るなよ。言っとくが矢来は優勝候補の一人だぞ。」 羽山アキラ 「……。」 神谷ジン 「残りの奴らも早く言え。」 無事、自己紹介が終わり、アキラがルール説明を始める。 羽山アキラ 「ルールは簡単、明日の放課後のチャイムが鳴った瞬間に戦争を開始する。そして、勝ち残った一人が一年生の頭となる。誰か、質問ある?」 参加者一同 「……。」 羽山アキラ 「無いなら、今日は解散。」 こうして、馬鹿校の一年戦争が開幕されるのであった。
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