4人が本棚に入れています
本棚に追加
参加しない一年生達が帰った後、参加者と羽山アキラと神谷ジンは壇上の前で集まっている。
神谷ジン
「羽山はまだ、名前を知らない奴が多いと思うから、参加者は自己紹介してもらう。」
神谷ジン
「自己紹介の内容は組と名前と派閥だけで良い。」
一年生一同
「……。」
参加者が静まり、緊張感がピリピリと感じる中、一人の男が前に出る。
神谷ジン
(こいつは確か……)
「矢来大地、組は1-C。派閥は入ってない。」
羽山アキラ
「よろしくな。」
アキラが右手を出すが、大地は無視する。
羽山アキラ
「ムカつく。」
神谷ジン
「そう、怒るなよ。言っとくが矢来は優勝候補の一人だぞ。」
羽山アキラ
「……。」
神谷ジン
「残りの奴らも早く言え。」
無事、自己紹介が終わり、アキラがルール説明を始める。
羽山アキラ
「ルールは簡単、明日の放課後のチャイムが鳴った瞬間に戦争を開始する。そして、勝ち残った一人が一年生の頭となる。誰か、質問ある?」
参加者一同
「……。」
羽山アキラ
「無いなら、今日は解散。」
こうして、馬鹿校の一年戦争が開幕されるのであった。
最初のコメントを投稿しよう!