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翌日の昼休み
ジンは三年生の教室に居る。
神谷ジン
「話しは何ですか、天城さん?」
ジンの目の前に、天城タケルが座っている。馬鹿高校の不良生徒とは何かが違うオーラが見える。
天城タケル
「ジン、お前が何考えてるかは詮索しない。だが、少しくらいは上の奴に報告ぐらいはしろう。」
神谷ジン
「……すみませんでした。」
ジンは土下座をする。
天城タケル
「ジン、立て。」
ジンは立ち上がる。
天城タケル
「一年の頭を決める、戦争はいつ始まる?」
神谷ジン
「放課後です。チャイムが鳴った瞬間に始まります。」
天城タケル
「……わかった。参加者の名簿とかあるか?」
神谷ジン
「一応あります。」
ジンは名前が書いてある小さい紙を天城に渡す。
天城タケル
「……。」
天城は紙を見て、笑う。
天城タケル
「どうやら、二人の争いになるな。」
神谷ジン
(二人は……たぶん、羽山と矢来だなぁ)
天城タケル
「戦争が終わったら、お前がそいつを連れて来い。」
神谷ジン
「わかりました。」
ジンは教室を出る。
神谷ジン
(やっぱり、あの人には勝てないな……)
ジンは屋上に向かうのであった。
天城タケル
「羽山アキラか……楽しめそうだな。」
天城はタバコに火を点け、外を見る。
それから、時間が進み、放課後が始まるチャイムが校舎に鳴り響く。
バシャーン
一年生の教室の窓が割れる音が聞こえる。
矢来大地
「これで終わり?」
参加者
「……。」
矢来大地
「もう少し、楽しましてくれよ。」
矢来は1ーCを出る。
同時刻
アキラは同じ教室に居る参加者三人に囲まれていた。
羽山アキラ
「なるほど、強敵を先に潰す作戦だな。」
参加者1
「別に、そんな事思ってねぇよ。」
参加者2
「目障りの奴を先に潰そうと思っただけだ。」
羽山アキラ
「君達、そんな言い訳を言わなくて言いんだよ。」
参加者一同
(うぜー)
羽山アキラ
(それにしても、こんな狭い場所だと闘いづらいな)
アキラは机の上に乗り、ドアに向かう。
参加者3
「待ちやがれ」
三人の参加者達はアキラを追う。
廊下に出たアキラは立ち戸惑っている。
羽山アキラ
「もうラスボスの登場?」
アキラの目の前に矢来大地が立っている。
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