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第一章:吉良飛駕[キラアスカ]
20××年
第一次機械大戦勃発。
人類が生涯をかけて作りあげた文明がここに散った。
自らの知能を授かったロボット達と、機械に魅了された人間達が操るマシンの数々…
それはみな自らが招いた散々たる結果。
ぶつかり合う機械達が都市を壊し、人を殺し、世界を破滅へ追いやった。
争い疲れた人々が目を覚ました頃、時すでに遅し…砂漠化した大地が全てを物語る。
生存者は苦しみ、憎しみ合い、生きる希望を失った。
いつしか得体の知れない魔物までもが姿を現し、人類はただ滅亡の道を辿るばかり…魔物達は徐々に数を増やし、我々人類を喰い荒らした。
このままであってはならない。世界を取り戻さなければ…
よって設立されたものは『世界三大組織』
そして、世界を守るため破滅へと立ち向かう…勇敢なる戦士達が集った。
彼等の活躍が、世界を救う。
戦慄の物語は既に始まっているのだ。
そう、世界の再建をはかる人間達と、世界の征服を狙う魔物達が今、その幕を開ける。
未来を背負って立つ勇者の名を、ここに示そう。
彼等の名は……
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