-願い-

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あと少しで教室と言う所で 最後の角を曲がろうとした時 ドンッと誰かにぶつかってしまった。 「いっ……いたぁー…」 足に痛みが走りそこをなすっていると 「ごめん。大丈夫?」 っと低い声がした。 ¨…男の人?つか誰だよ!¨ そう思いながら顔を上げると そこには、背はそこまで高くなくて見た感じ野球部といった感じの人だった。 「あっ大丈夫です」 私は手で平気といった感じで ふり、すぐさまアイスの入った袋を持ってその場を去った。 ¨あの人ってたしか、光斗と同じクラスの人だったような… まっ…いっか¨ そんな事を考えながら 私は教室まで急いだ。 これが出会いとも思わず これがいじめの始まりだと思わず
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