天竜

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桜が咲き乱れ、心地よい日差しとほのかな風が髪をなでる。 そんななか、桜街道を歩く一人の少年がいた。 少年は黒髪にオールバック。短ランにボンタンと、いかにも不良といった姿をしていた。 そういう姿をしているため、近くを歩いていた不良2人に止められた。 不良A [おいゴラァ!てめぇここがどこかわかってるのか!?] 不良B [おい・・よく見たらコイツも天竜の制服きてんぞ?] 不良Bがニヤニヤしながら言った。 不良A [なんだ、てめぇも天竜か・・見ねぇ面だな?一年か?] 不良B [だったらここで絞めとくか?] 不良A [だな] 不良A.Bがニヤニヤしながら少年に歩み寄る。 そして・・ ヒュッ・・ ドガァ! 不良A [がぁぁぁ!] 不良Aが拳を握り、殴ろうとしたとき、オールバックの少年がかなりのスピードでハイキックを放った。 そしてそれは見事命中。 不良Aは吹き飛び、白目をむいていた。 ・・・・
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