3人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
桜が咲き乱れ、心地よい日差しとほのかな風が髪をなでる。
そんななか、桜街道を歩く一人の少年がいた。
少年は黒髪にオールバック。短ランにボンタンと、いかにも不良といった姿をしていた。
そういう姿をしているため、近くを歩いていた不良2人に止められた。
不良A
[おいゴラァ!てめぇここがどこかわかってるのか!?]
不良B
[おい・・よく見たらコイツも天竜の制服きてんぞ?]
不良Bがニヤニヤしながら言った。
不良A
[なんだ、てめぇも天竜か・・見ねぇ面だな?一年か?]
不良B
[だったらここで絞めとくか?]
不良A
[だな]
不良A.Bがニヤニヤしながら少年に歩み寄る。
そして・・
ヒュッ・・
ドガァ!
不良A
[がぁぁぁ!]
不良Aが拳を握り、殴ろうとしたとき、オールバックの少年がかなりのスピードでハイキックを放った。
そしてそれは見事命中。
不良Aは吹き飛び、白目をむいていた。
・・・・
最初のコメントを投稿しよう!