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そう言われた六神刀夜は何も言えなくなる。
「わかった。話してくれ」
悔しそうな顔をして素直に男の話を聞こうとする。
「お前自身、殺された理由はなんだと思う?」
「俺が何かしたからか?」
わからない。質問に答えた言葉にはその言葉が隠されているみたいだった。
「お前は死ぬ前の事を覚えているか?」
男の言葉に六神刀夜は少し考えるそぶりを見せ、顔を俯かせる。
少し時間が経つと六神刀夜は俯かせていた顔をあげた。
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