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ある日の事…。
「こんにちはっ!!」
変わらぬ日常の中で、一つ変わったことがあった。
それは…
女が部室の入り口にいること。
「????」
勿論誰も理解不能。
そして一人だけではなく、六人もいるとなると更に不思議な光景。
誰が好んでこんな所にくるのだろうか?
好き好むことはまずないだろう。
何やしらの事情があるはずだ。
「どうしたの?」
まず女である土方が声をかけた。
すると土方と同じような背丈の女で少し男勝りっぽい女が、一歩前へと歩みでた。
「僕は紅月 要。ここ、平成新撰組だよね?
僕はね、協力者としてここに来たんだ。」
横ぐくりの真っ黒な髪が特徴的な女が紅月の横へと立つ。
十センチほど背が違い、少し低く見える。
「私は…平成新撰組 管理官として勤めさせて頂きます。
日向 葵と申します。」
「管理官?」
日向はペコリと頭を下げると、少し紅月の後ろへと隠れた。
土方は思わず覗き込む。
「あ、あの…ですね。」
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