狼ですが、ナニか?

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SOUL-PLAYが無くてはハイデルとノルンの調整ができなくなる。 そのリスクを承知の上で、少年は行動を起こした。 『……お前は、馬鹿だ』 エクシアは少年に近づき、そう呟く。 『そう、かもな……でも、なんとかなるだろ』 少年は苦笑しながらゆっくりと立ち上がる。 多少ふらついたが、それをエクシアが体で支える。 その時だった。 『ヴォォォォォォォォォォォォォォォッ!』 突如【黒い狼】がエクシアの腹を“内側”から喰い破る。
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