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その日彼女から送られて来たメールは、普段のAA入りとは違う、 激しく素っ気無い内容だった 彼女『次の休みは体を貸してもらおう』 俺「どのようなご用件で?」 彼女『それはひみつであります』 俺「りょうかいであります」 妙な迫力に負けて、力仕事やらされるかもとガクブルしながら 返事した俺をよそに、休み当日の早朝、 夜勤明けの職場から真っ直ぐ俺の家に来た彼女は、 ぽやぽやした顔で「やくそく、やくそく」と嬉しそうに呟きながら 俺をベッドに引っ張り込み、そのまましがみ付いて 幸せそうに眠ったのでした
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