322人が本棚に入れています
本棚に追加
面倒だ。
とりあえず、ここにいては何も出来ない。
他我人「あーッ!」
外の何もない空間に指を向けてオーバーに驚く事でヤクザの注意を反らし、その隙を狙ってヤクザの間を抜けて倉庫から出て逃げる
当然、ヤクザ達も追っかけて来る。
俺はコートの内ポケットの中から小石を5個取りだし、地面に考えて落としながらジグザグに走る。
他我人「よし、これで完成だ。」
立ち止まり、最後の1個の小石を地面に落とす。
急に立ち止まったものだらかヤクザ達も状況反射で止まってくる。
ヤクザ「ついに観念したか?」
他我人「いや、下らない事に飽きただけだ。`結界'」
先ほど落とした小石が空に向かって黄色い光を放ち、地面に星が描かれる。
ヤクザ達は星の中心の五角形の中からはもうこの術、`結界'を解かない限り出られない。
ヤクザが何か叫んでいるみたいだが、`結界'の内側から外側への干渉は不可能だ。
それが物であろうと人であろうと音でもだ。
最初のコメントを投稿しよう!