始まり

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『菜央ちゃん?』 と呼ぶこの男は和行。 そして、菜央と言う名の女性は患者。 二人は医者と患者 仲はいい。 時々、喧嘩はするが謝るのは和行。 そう、なぜなら治療を 拒否されたら困ると言うこともあるが診察する時に話辛くなる。 菜央は、病院に来て6年 入退院を繰り返している彼女は生まれつき体が 弱く病気になり易かった歳は16歳。 10歳の時にこの病院に来て以来、ずっと彼が担当4である。 最初は、人見知りが 激しかった。 挨拶もしない、口も聞かないうなづかないと さまざまな問題行動が あり誰一人として菜央の担当医になる人は いなかったが和行だけは違った。 『大丈夫ですよ』 と和行は笑顔で答えて 菜央との初の顔合わせをすることにした。 それから数日間は お互い口数少なく過ぎていき次第に病室に行く 度に他の医者達が 『先生?どう?』 と様子を聴きに来たり したが 『ご心配なく。』 と和行は平気な顔して 診察室に戻って行った。あれから、6年 二人はお互いに話をする仲までいきプライベートのことや趣味の事も 話すほど打ち解けていた続く
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