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「俺は吉崎稔。彌生とは幼なじみだ」
「なるほどね。幼なじみのストーカーさんね?」
「なるほどじゃねぇよ!?ワザとだろ!!」
こいつかなりのSだな……美人さんなのによ…………
「私の顔に何か付いてる?」
「いや、斎藤さんって美人だよなって」
「な、何を言ってるのよ!?バカじゃないの…///あと呼び捨てで良いわよ…。じゃ、私は行くから!!」
顔を真っ赤にしながら走って行ってしまった。いわゆるツンデレと言うやつですかね??
「よしちゃんって意外にモテるんだね~。」
彌生がニヤニヤしている。意外には余計だっつーの……
桜ヶ丘学園はここら辺ではかなり大きな学校である。この学校のモットーは自由であり、先生は生徒の豊かな発想力を伸ばして上げるのが我々の仕事だと常に言っている。
更に、2年生は1年生の時と同じクラスである。これは修学旅行を楽しく思い出に残せるようにする桜ヶ丘学園の規律らしい。
「誰に説明しているの?」
「読者の皆様だ」
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