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「ただいま。」
ギィーとリビングに繋がる扉が乾いた音を立てる。
机の上には1枚の紙とサランラップのかかったお皿が3つ。
どうやら今夜も1人みたいだ。
無造作にバックを投げ捨て、冷蔵庫でキンキンに冷えたちょっと濃い麦茶を一杯勢いよく飲み干してから私は自分の部屋に向かった。
大して将来のことなんて何も考えてないから勉強なんかする気も起きない。
日課のようにゲーム機のスイッチをいれる。
今日もまた、同じ事の繰り返しだった。
変わるのはゲームの進行具合だけ。
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