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「お……おぉっ……」
さっそくシロに着いて行ってワックスを拝借した俺様は、感極まっていた。
額の真ん中に富士山ができている。
俺様はとうとう日本一のイケメンになってしまったようだ。
「プレゼントはどうすんのさ」
ドラム式洗濯機の上で伸びをしながら、シロはそう投げ掛けてくる。
自分の姿を食い入るように見つめていた俺様は、シロの方にゆっくりと振り返った。
「実はプレゼントは先程決めた」
寝転がったままのシロが、視線だけをこちらに向ける。
「へー。何？」
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