第1章.創世記

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「ハァハァ…やっと追いつきましたよ、幼女たん。」 現れたのは長身の男だった。 「邪魔をするな!!」 「幼女と呼ばないで下さい!!」 「「「見せ場で台詞を被せるな!!」」」 一斉に怒鳴られた長身男、憐れである。 「ヒィィ…ゴホン!申し訳ありません。全様、そのお姿は?」 「「「どうでもよいわ、それよりお主、消滅しておらなんだのか」」」 「?私はこの通りで御座いますが」 「「「ならば何故、この者達がここにいる?サッサと与えられた仕事をしろ!!」」」 カオスはその巨大な目で、長身男を睨み付けた。 「申し訳ありません!!すぐに!!」 「じゃあ、私がお相手するわ?彼はカオスしか見ていないから」 女が躍り出た。 「…ブッ!! 全様…勝てません…申し訳あり…ません…パタッ」 長身男は鼻血を吹き出して倒れた。 「ありゃ?」 女は首を傾げる。MoEeee!
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