第1章.創世記

12/12
前へ
/130ページ
次へ
「「「ハァ…使えぬ奴め。個を遮るように、力と制御を与えたのに…」」」 カオスは触手で器用に頭?を抱える。 「これで、どちらかが消えるだけだな」 「「「フン!どちらかではない、そなた等がだ!!…ヒュッ」」」 「なっ!?」 カオスの触手が、倒れている長身男を掴み、体に吸収した!! 「「「我はそなた等のせいで疲れておるのだ。一撃で終わらせてくれようぞ」」」 カオスの巨大な目が光る 「僕も…無駄に争う体力はないよ。これで…消えろー!!」 露出男は光線を放った。 カオスもほぼ同時に光線を放つ。 ズォォォオオオオオオオ゙オ゙ 「「「なっ!?グアァァァ!!…」」」 衝動した光線を飲み込んで、真っパマンの光線がカオスに届いた。 ドグァァァァァン!!!! ビッグバンである。 「「「因果は巡る…か」」」 飛び散るカオスの触手、欠片、肉片。 それは星となり、今、宇宙が生まれた。 「カオス…お前の敗因は、力を用いて争った事だ。知識があれば、力は少しでいいんだよ。」…パタッ 「!?ねぇ?大丈夫!?」 倒れた公然猥褻に女が駆け寄る。 「zzzZ…」 「あ~…クスッ 疲れたんだね。ゆっくりオヤスミ」 膝枕をして、猥褻物の頭を撫でてやった。
/130ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加