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｢お前が消えるれば全てが元に戻るのだ！だから…大人しく消されろ!!｣
ﾊﾞｷﾞｨｯ!!サタンがゼウスを殴る!!
｢がっ!?…クソ、どうすれば…｣
｢どうすれば？大人しく消えればいいんだよ!!｣
ﾄﾞｺﾞｫｯ!!殴る!!
｢とことん!!絶望して!!消えて逝け!!｣
ﾄﾞｺﾞｧ!!ｶﾞｺﾞｫ!!ﾊﾞｷﾞｬｧ!!
殴る!!殴る!!殴る!!
｢ﾊｧﾊｧ…これで…終りだ!!｣
サタンが吼え、その腕が燃え盛った。
｢ヤメテー!!｣
アテネが涙を溢した瞬間、アテネから突風が吹き出し、リヴィとゼブを吹き飛ばす。
ﾄﾞｼｭｯ!!ﾎﾞ､ｼﾞｭﾜｧｧｧ!!
｢ｷｬｰ!!ｧｧｧ…｣
…
…ﾄﾞｻｯ…
｢なっ!?…おい…嘘だろ？…アテネ？…アテネ!!｣
ゼウスは倒れたアテネを抱き起こす。
｢な…んで…なんで!!飛び出したんだ…なぁ…アテネ…しっかりしろよ｣
ボロボロ、ボロボロ、泣き喚く。
｢私は大丈夫…だよ？ゼウスが泣く…なんて…初めてだね？｣
アテネは微笑む。
だが、呼吸は確実に荒く、弱くなっていく。
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