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リヴィが初めて構えてきた。
妖艶で、どこか卑屈に見える。
「チッ、邪魔だっつって ドゴッ がアァァァ!?」
リヴィに気をとられていたら、横から何かに打撃を受けた。
「フハハハハ、アナタのお相手は三人ですよ?」
ゼブだ。
両手は胸の横、丁度ナイフとフォークを構える位置で、舌なめずりをしながら距離を詰める。
「くそ!!マトモに勝負出来ないのかよ。」
「我等はただ、貴様を消せば良いのだ!!結果を残せた者だけが正しいのだよ!!」
サタンが、右腕を引き絞ったまま突っ込んで来る。
まさに一撃必殺の構えだ。
慌ててガードするが…
グジャア!!
「ぐあああァァァ…」
吹き飛ばされた。
腕はもげ、胸が半分無くなっている。
飛ばされたすぐそこに、アテネが倒れていた。
「丁度いい、二人一緒に消してやろう。」
サタンが冷たく、近付いてくる。
ザッ ザッ ザッ
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