第1章

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「千春。来週引っ越すんだよね……」 「千春今までありがとう」 「千春ぅ~!愛してる~」 「美紀ちゃん、チカちゃん、友香ちゃん…」 「わ…私………」 「やっぱやだぁ~」 「わっ!泣かないの。よしよし」 私、山崎千春 中学2年 父親の転勤で、岐阜県から東京に引っ越すことになっちゃったんだよね。 ほんとは、はなれたくないけど 「電話するから!メールも!」 「困ったらすぐにうちらに」 「相談してきな」 「うんっ!!」 こればっかりは、仕方がない。
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