225人が本棚に入れています
本棚に追加
窓から目線を声の主に向ける
そこには、話したことのない女子が頬を朱色にしながら立っていた
「いや、待ってないよ。何か用かな?」
そういうと、女子は深呼吸をして意を決したよう真面目な顔になり...
「ひ、柊君のことが...す、すきです!付き合ってください!」
緊張からか声が震えていた...
でも、とても真剣で自惚かもしれないが心から俺の事を好きなのが分かる。そんな告白だった...
しかし、俺の頭に浮かんできたのは目の前の女子ではなく...
笑顔の奈津だった...
最初のコメントを投稿しよう!