最終話

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車で走ること数分ーーーー 俺は駅に着いた 特に変わった様子もなく奈々が言っていたサプライズとやらを待っていると見知らぬ人がこっちに寄って来た その人はモデルみたいな体型で大きなサングラスをかけていた どこの有名人ですかね? 俺は平然を装って見て見ぬふりをする 案の定その人は俺の車に来た コンコン・・・ 俺は車の窓を開ける 「はい、どちら様で?」 「すみません、ここで人を待っているんですけどあなた知らないかしら?」 何を意味の分からない事を言ってるんだ 「あの、俺はそんな事にまったく関係してないんですけど」 「あなたも人を待っているではないの?」 「俺は人なんか待っていませんよ ただ、ここで待っているだけです」 「あれ、おかしいわね確かにここに来れば良いと言われたのにね 7年しか過ぎてないのもう忘れたのかしらね~」 「えっ?」 俺の頭の中に記憶が戻ってきた 7年前・・・?
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