高校生編 第一章

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-場転、階段- 座り込み休憩中。 資料の中から一枚の紙が落ちる 要 「…なんの紙だっけ…。ああ、アレか…暗幕の……………、うあ!!!!!!!!」 -場転、生徒会- 生徒会後輩(男) 「暗幕?残ってないですよ?もう」 要 「………。ぜ…全然?」 生徒会後輩(男) 「はい」 要 「ぜんぜん!?」 生徒会後輩(男) 「…はい」 要 「…………」(愕然) 生徒会後輩(男) 「えっ!?先輩のクラスお化け屋敷やるんですか!?めちゃめちゃ暗幕使うじゃないですか」 生徒会後輩(女) 「もっと早く提出してもらわないと…っ」 要 「……………」(ぼーっと) 生徒会後輩(男) 「…………先輩?」 要 「…っ!え…ああ、そっか。お化け屋敷だもんな…うん。そうだよな…うん。」 生徒会後輩(男) 「ああ、そっかって…他に何が…」 生徒会後輩(女) 「今から準備の簡単な出し物に変更するとか…」 生徒会後輩(男) 「いや、でも……」 東 「大丈夫だよ」 要 「あ…、東先生」 東 「念のためーとか言って取りすぎてるクラスが沢山あってね。そこから分けてもらってきたから充分足りると思うよ」 生徒会後輩(男) 「あぁなるほど!!」 東 「じゃ貸出しオーケーと言うことでっ! ――はい。お化け屋敷、頑張ってね」 要 「……………、はい。」
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