もう一人の局長と副長

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だが…からかわれていると思い苛立ってきた 幸「いい加減にしやがれッ!!さっさと離せ!!」 叫ぶと力任せに暴れる 幸「てめぇ!!ふざけてないで離せよッ!!!!」 吉「…なに?俺…敵との口づけは嫌なの?楽しくない?」 幸「からかってるくせに!!!!そんなの嫌に決まってんだろ!?楽しくねぇよ!!!!」 むかついたので叫ぶ 吉「……………」 吉田はいきなり無言になり…冷たい空気を纏った…その顔は無表情 吉「…クスッ…犬のくせに逆らうなんて生意気だね…?」 呟くと葵の首をいきなり絞めた 幸「ぐっ!?」 吉「新撰組の奴らは皆…生意気なの?…犬は逆らわないんだよ?誰にでも黙って尻尾を振るんでしょ?」 不意の苛立ち…それが徳川幕府への恨みと変わり…それを新撰組に重ね…目の前の葵にぶつける .
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