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ある村には鎖が巻かれた
開かずの祠があった、
昔から大人達は皆口を揃えて
「あの祠を決して開けては
ならない、中を見てはいけない」
と子供達に教え続け、何時しか
子供達はその祠に畏敬と遊び心を
込めて【パンドラ】と呼ぶように
なりました。
ある日、外の村からやって来た
若者がパンドラの噂を聞き、
面白半分に仲間達と共に
パンドラを開けようと計画しました
。
そして計画の決行日、若者達は
パンドラの許へ辿り着くと
鎖を全て取り払いました。
パンドラを開けた若者達は驚いた、
中には何も無かった。
ただ文字が書いてあった、
ただただ滴る赤色で
見
た
な
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