病室 又は 失われていく記憶

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ぼんやりと天井を眺める。次第にまぶたが重くなってくる。 “病室の照度は暗くても100ルクスぐらいだったっけ・・・ 眠くなるような暗さじゃないはずなんだけど・・・。 明るさではなく、造りが人を眠りに誘う特別なものにでもなっているのかな” そんなことを考えながら、睡魔にあらがえず、ウトウトしはじめる。
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