転校生とはじめての友達

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お父様の説得に時間がかかり、9月に転校することになった。 1学期からがよかったが、文句は言えない。 期限があるけど、自由になれるのだから… そう思っていると、車が止まった。 車を出ると、これから通う学校が見えた。 「雪羅様。土曜日にお迎えに上がります。」 「分かった。ありがとう、奈央。」 「でわ、失礼します。」 そう言って、俺の世話係の奈央は、車に乗り家に帰っていった。 そして、俺は学校に入っていった。  
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