入学式の朝ってなんかドキドキするよね

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【恋愛】 特定の異性に対して強い愛情をいだくこと。恋。love 用例:恋愛結婚。 『日本語大辞典』記載 ――――― ピピピッ……ピビピッ…… 「あ……んぁ?」 目覚まし時計のアラームで俺は目を覚ました。 「ふぁぁああ……今何時だ?」 大きなあくびを漏らしながら体を起こし、時計を確認する。 時計には6:30と表示されていた。 俺は布団から出て、大きく伸びて眠気を覚ます。 「しっかし、今日から高校生か……全然実感が湧かねえな」 今日は俺がこれから三年間通う葵高校の入学式なのだった。 「はあ、中学の時は彼女出来なかったからなあ……高校になってから欲しいな」 中学の時は友達とバカやってた記憶しかない。 というかはっきり言って何をやっても普通な俺には中学に居る三年間女子に好かれることが無かった。 だから高校に入ったら彼女を作りたいという願望があるものの……望み薄だな。 「おっと、あまりボケッとしてると奈月のやつにまたどやされるな、さっさと行くか」 しばらく高校生活について思いを馳せていた時、ちょうど朝食を食べる時間になったため部屋を出てリビングへと向かった。
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