憧れの異世界

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現実に存在しなくとも小説を読めばその世界に入り込めた 小学生ながら読む物はマンガや雑誌ではなく小説 いつしか憧れの対象は魔法や戦隊ヒーローではなく小説に登場する舞台 異世界に憧れるようになっていった 眠りに入り見る夢は異世界のものばかり 毎日毎日見る夢は異世界で生活していたり活躍している夢ばかりだった 魔法が使える世界だったり 悪の組織と対峙していたりしていた そして公平はいつしか夢と現実の区別が曖昧になっていた
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