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不服そうな顔を見せつつ、すぐにいつものような笑顔で腕を引っ張り遊ぼうとさそう。
遊んでやってもいいのだが、いかんせん、もうすぐ締め切りが近く作業が残っている。
「だーめーだ。もうすぐ締め切りが近いんだ、また今度な」
「えーっ!いーやーにゃっ、いまあそんでにゃっ」
ねえねえと、駄々をこねている
ああもう……
そういえば……
この子は過去を覚えているのだろうか
「リズッ!」
「にゃ! ……え……?」
「あ……いや……」
そんなことを考えていたら、思わず名前を呼んでしまった。
ちがう、この子はリゼッタではないのに。
恐る恐る彼女のほうを見ると大きな瞳をさらに丸くしてこちらを見ていた。
そして、彼女の口が開かれて
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