第二章 ~ 嵐の前 ~

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  「遅刻は遅刻。ジタバタしても始まらねぇ」 「ぐ、」  我道の言葉にぐうの音も出ないレン。 「ちょうど良かった。遅刻ついでだ話がある」  我道は鼻にティシュを詰めながら提案してきた。 「何よ、話って」  レンもあきらめて我道の話を聞くことにした。
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