左手首

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『左手首』 6時30分 朝ご飯が待ちきれないから、家の時計の針を30分程進めた 8時00分 学校に行きたくないから、家の時計の針を戻した そしたら時計を戻し過ぎて、朝ご飯がもう一回 お母さんに言ったら、使った食器の洗い物をさせられた 時間が進んで再び8時 左手に赤い腕時計を巻きつけて、仕方ないから学校へ行く 学校の門に入る前、腕時計の針を1時間戻した 教室で、先生に1時間の遅刻だと怒られた けれども僕は負けずに、時間の遅れた腕時計を見せた 学校の時計が進み過ぎているだけだと主張した 全ての基本は僕の腕時計だと主張した そしたら先生が大笑いして、今日の遅刻は見逃してもらった これはきっと、魔法の腕時計
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