俺の気持ちとおさななな

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「おはよ」「よぉ、昨日さ―」 みんなは元気だよな朝から 「グットモーニング陸人!」 バスッと景気のいい音とともに俺の体が叩かれる 「って~…さくま、お前…はぁ」 言い返す気にもなれん… 「何だ陸人、朝から元気ねーなまたゆりちゃんか?」 「………」 「お、おい冗談のつもりだったんだが…すまん」 そう言って頭を下げるさくま こいつは中学生からの付き合いだけど素直でいいやつだ、すぐ仲良くなったし親友とも思ってるし、俺の気持ちも知っている 「うっし、これでジュース代が浮く!さ、行こうぜ親友よ」 落ち込んだ感じから急に笑顔になりさくまの前を歩く あまり情けない姿は見せたくないからな 「お、おうともさ親友!」 俺の態度が急に変わったのに一瞬呆けた後いつも通りに歩き出した ちなみにバカだ 「だから離れろってば」「えーいいじゃん減るもんでもないんだしぃ」 俺とさくまが友情を確かめ合ってる時教室のドアが開いて修とゆりが登校してくる 「………」 さくまの背中をポンポンと叩き、目で大丈夫だと伝える 「遅かったな修」 「ゆりがくっついてて歩きにくくてさぁ――で、―――――してくるんだぜ?」 軽く話を聞き流しながら適当に相槌をうつ、修には悪いけどのろけ話は聞きたくないんだ
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