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「じゃあ、ユリの部屋に案内するよ」
と、ジェイミーはユリのスーツケースをひょいと持つと、奥へと歩いていった。
ユリはアランにペコリとお辞儀をして、ジェイミーに着いていった。
キッチンの奥にはみんなが集うであろう、大きなソファが置いてあるリビングが見えるが
キッチンとリビングの間には廊下が通っていて、右に行くと階段、左に行くとバスルームがある。
ジェイミーは階段を上って、廊下の突き当たりにある扉を開いて言った。
「ここが、君の部屋だユリ。
家具は自由に使ってくれていいよ。」
ジェイミーはユリのスーツケースを部屋の隅に下ろした。
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