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部屋は6畳くらいで小さなクローゼット、そしてデスクとベッドがついていた。
「ありがとうございます。」
「あと、この家にはルールがあるのでそれを説明するね、ユリ」
と、ジェイミーは少しマジメな顔になって言った。
「家賃は2週間ごとに直接ボクの元へ。退去するときは2週間前までに直接ボクに言ってくれ。
友人と招くのはいいが、泊めるのはNGだ。
なぜなら光熱費もみんなシェアしてるから、人を泊めるとフェアじゃなくなるからね。
掃除は当番制。
料理は一応個々でってルールなんだけど、きっとアランが作ってくれるだろう。
最後に、家具は傷つけないでくれ。傷つけたら罰金だ」
と、一通り言ってジェイミーはニコッとして
「まあ、ルールはそれだけだ。あとは自由にこの家を楽しんでくれ」
「はい、ありがとうございます。」
「ははっ、ユリはさっきから『ありがとうございます』しか言わないな。
ここは気楽にやってくれ。
他のメイトも後から会うだろうから仲良くね」
そう言ってジェイミーは
「庭の手入れの続きがあるから」
と去っていった。
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