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第二章 ~新しい家
バスから降りるとそこはとても静かな閑静な住宅地だった。
大きな道がまっすぐに伸びているが、あまり車は通っていない。
道沿いの家ひとつひとつはとても大きく、門や庭にたくさんの木や花が植えられている。
まるで海外小説のワンシーンのようだ…とユリは思った。
そしてこの家には初老で白髪の上品な女性が、庭を手入れしているんだ。
と、思ってた瞬間
「ぎゃーーーーーッ!
マイクがボクのおもちゃ取ったーーーーッ!」
「もう!静かにしなさい!」
と、大きな声が聞こえてきた。
そう、現実ってこんなもんなんなのだ(笑)
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