第二章 ~新しい家

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「あ、あの、えと・・・ジェイミーさんは・・・・?」 ユリはたどたどしい英語で言った。 一応ここに来るまで、英会話学校に通ったし家でも英語は勉強したけど、実際話すのは少し緊張する。 「ジェイミー? 彼なら奥の庭でなんかしてたな、ちょっと待って、  おーーーーい!! ジェイミーーーーー!  誰か来たよーーーー!」 お玉の男はユリの横で思いっきり大きな声で叫ぶものだから、 ユリは一瞬耳がキーーンとなった。 少しすると、奥から誰かが叫ぶ小さな声が聞こえ 「あ、ジェイミーすぐ来るから中に入りなよ」 と、お玉の男はユリを家の中へと入れた。
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