3人の始まり

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ヴィルが教室にもどって来ると、リエナは友達と話していたので、さすがに謝れなかった キーンコーンカーンコーン チャイムが鳴った ヴィルは急いで教科書を机から出そうとしたとき、何かが机の下に落ちた。拾ってみると ラブレターだった 授業が終わると早速開けてみた 内容は ヴィル君へ あなたのことがずっと好きでした 付き合ってください 放課後屋上で待ってます アラルより だけどヴィルは気にしなかった 帰りのHRが終わってすぐリエナの席に行き、謝った 「朝は悪かった すまん」 「もうわかったから それよりアラルちゃんはどうしたの?」 少しニヤケながら聞いてきた ヴィルはおどろいた 「な、なんで知ってるんだよっ」 「だってアラルちゃんが相談しにきたもん」 なぜだか悲しそうに答えた ヴィルはもう廊下にいた 「ちょっとアラルちゃんはどうするの?」 ヴィルは「知らねー 明日は昼飯買って来いよー 」 手を振って帰っていった
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