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ヴィルが教室にもどって来ると、リエナは友達と話していたので、さすがに謝れなかった
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴った
ヴィルは急いで教科書を机から出そうとしたとき、何かが机の下に落ちた。拾ってみると ラブレターだった
授業が終わると早速開けてみた
内容は
ヴィル君へ
あなたのことがずっと好きでした
付き合ってください
放課後屋上で待ってます
アラルより
だけどヴィルは気にしなかった
帰りのHRが終わってすぐリエナの席に行き、謝った
「朝は悪かった すまん」
「もうわかったから それよりアラルちゃんはどうしたの?」
少しニヤケながら聞いてきた
ヴィルはおどろいた
「な、なんで知ってるんだよっ」
「だってアラルちゃんが相談しにきたもん」
なぜだか悲しそうに答えた
ヴィルはもう廊下にいた
「ちょっとアラルちゃんはどうするの?」
ヴィルは「知らねー 明日は昼飯買って来いよー 」
手を振って帰っていった
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