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あの病室で僕は大切な人を失った
僕は同じ歳の結衣と言う彼女がいた
彼女はとてもやさしく明るく心の広い人だった｡
僕はクラスで少しばかりだがういていた
だけど結衣は話しかけてくれた｡クラスで薄気味がられてたこの僕に嬉しかった
誰にも必要とされないこの僕に生きる意味を与えてくれた唯一の光だった
僕は結衣に対していつの間にか恋愛の感情を抱くようになっていた｡
だが結衣には一つだけ重く堅い鎖が絡み付いていた
それは心臓病だ
僕はそれを知りまた絶望の淵に叩き込まれた
なぜあんなに周りに必要にされている彼女があんな鎖を…
あの鎖が僕につけば良かったのに…
僕は心が引き裂けるように苦しかった
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