206人が本棚に入れています
本棚に追加
でも、まさか。
こんな偶然あるわけない。
だってソラは、あの時誰かに話を聞いてほしくて、適当に電話をかけたはず。
まさか、そんな偶然……起こる訳がない。
彼が「ソラ」だなんて……。
「その友達は、僕に言ったんだ……」
彼の放った次の言葉で俺は……
「……僕のことを助けたいって。いつか笑顔で……会えたらいいなって」
……やっぱり、目の前にいる彼が「ソラ」なのだと。
確信した。
.
最初のコメントを投稿しよう!