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そして奥さんとも東京の男の子ともだんだんと疎遠になり
旦那とのやりとりだけが残りました
仲良くなった年の夏に父が他界しました
ちょうどその頃、旦那は事故で入院してました
あたしには付き合っていた彼がいましたが
目の前にいる彼には頼れず遠くにいる旦那にばかり電話をしてました
たぶん、きっとその頃から恋に落ちていたのかもしれません
他愛ない話が何よりあたしを助けてくれました
淡い恋心を抱きつつも
相手は既婚者
しかも遠距離
一生逢うこともないと思ってました
あたしはキモチを圧し殺し、旦那との友達状態を楽しみました
いくら好きでも、人の旦那
あたしはそんなにバカではありません
遊びなら簡単に好きだの嫌いだのできても
旦那は、あたしにとってすでに大事な人
くだらない恋愛沙汰で、あたしたちの関係を壊したくなかったのです
だから、あたしの中の乙女心は封印し、男同士のような友達を通すことに決めたんです
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