10人が本棚に入れています
本棚に追加
看護師さんの見回りが終わると、こっそりと食堂に移動し夜な夜な旦那はアタシに電話をしてきました
誰もいない真っ暗な病院の食堂で、電話をする心境はわかりませんが
旦那の電話は、毎日のように続き
アタシの淡い恋心は募るばかりでした
たぶん、彼はアタシのキモチなんて何も知らなかったと思います
例え不仲だと聞いていても、旦那は友達の旦那
人様のもの
時々、胸が苦しくなります
アタシは、友達の旦那と友達といえども夜な夜な電話をしてる
罪悪感がありました
それでも話したかった
募る思いはいつしか、逢いたいキモチまで呼び起こしました
最初のコメントを投稿しよう!