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翌朝
「ソウガさん、朝起きたらこれが枕元にあったんですけど、これって……」
ファナが手に持った箱を見せてくる。
中身は俺様が買った
『(※読者の想像力に任せます)』だ
「勘違いすんじゃねぇぞ。
お前の物は俺様の物、俺様の物も俺様の物だ。
それはお前のために買ったんじゃねぇ、俺様のために買ったんだ」
「えへへ……、ソウガさんからのプレゼント」
俺様の言葉が聞こえてねぇな。
またトリップしてやがる。
チラッと部屋の隅に置かれているゴミ箱を見やる。
・・・・・・
そこには、昨夜のうちに捨てた箱が未開封のまま入れられていた。
……あんなモンがファナの手に渡ったら危険すぎんだろうが、あの天使に次会ったら敷き布団にしてやる。
でも、ま
あいつが喜んでんだから良しとするか。
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