告白、嫉妬

6/29
245人が本棚に入れています
本棚に追加
/124ページ
「ねえ、私はね綾瀬紅依奈!こっちがお兄ちゃんで、綾瀬大樹だよ!」 「……は、はい。わかりました、ありがとう……」 女の子―松野さんは、少し震えた声でそう言った。 「松野さん?ところで一体、どうしたの?急に」 俺がそう聞くと… 「あっ、やっ、…前からよく見かけていたので。か……かっ、かっこいいなと思ってて…」 え。 俺のことをか……? 「あっ、恥ずかしながら、一目惚れしちゃって。…………………好き……です」 そして松野さんは、いきなり告白してきた。 ……えー。 勇気あるなぁ…紅依奈もいるのに…
/124ページ

最初のコメントを投稿しよう!