0人が本棚に入れています
本棚に追加
「よくまいりました綾乃」
その綺麗な女性はゆっくりと喋った。
「はっ!セイレン様、今回はどの様な件で?」
「はい、今回お呼びしたのは聖恋戦争が始まろうとしているからです」
セイレンの顔が曇り綾乃はとてつもなく驚いている。
「聖恋戦争がはじまる…で、でわ今回はこの戦争がおわるまでは帰れないと言うことですか?」
「そーなりますね…すいません綾乃…いつも迷惑を掛けてしまって…」
おれは話しについていけなかった。
だが、帰れないと言う事だけはわかった。
「ちょ、ちょっと待ってくれよ、
帰れないってどーゆーことだよ!」
おれは、焦ってセイレンを問いただした。
「おや?そなたわ?」
セイレンはやっと俺に気づく。
「そんなのあとだ、取り敢えず訳をきかせてくれ」
「お、おにーちゃん!」
綾乃が焦って止めようとする。
「よい、綾乃。」
綾乃がしずまる。
「でわ、わけをはなそう。」
最初のコメントを投稿しよう!