大切な君へ

1/1
前へ
/5ページ
次へ

大切な君へ

君に逢えたことが 一番の宝物なんだ 転校してきた俺 初めてあんなに人がいる教室に入った 未知の世界だった それでも、俺は絶対に、この学校を好きにならないと思っていた だって、前の学校が大好きだから 俺の中で猫よりも大事だったから むしろこの学校を憎んでたんだよ それなのに 今、思うと 君に逢えた事が一番大切な事になってた 暴走する俺 友達。親友。友情。 そんな綺麗事なんて信じてなかった 信じる人さえ、俺にはいなかった それで、いい。そう、思ってたんだ 君に逢うまでは、ね 君は確実に、俺とは合わないタイプのはずだった なのに、俺は君の侵入を許してしまったんだ 君は他の誰とも違った 俺のズレている部分もハッキリと俺に言ってくれた 新鮮だった だって、今までは誰一人として俺に本音で話してくれなかったんだ 俺はいつでも本音で言っていたのに ストレートすぎて相手を傷つける だけど、陰口よりはずっと良いと思う 君はそうだね。って、笑った なんで、なんで、?? なんで、君は、俺の求めていたものを意図も簡単にくれるんだ 俺は、変わってしまった だけど、今の俺も 嫌いじゃない 君に出逢えた事が一番嬉しいよ 友情なんて俺にはありえないと思っていた でも いつのまにか、出来ていたんだ 君と俺の間に 今度は、俺が君を助けたい 君が悩んでいたら一緒に悩みたい 俺のわがままかもしれない でも、 頼ってほしいんだ 無力な俺だけど 傍にいるから 君を裏切ったりしない 何があっても 僕のシンユウは君だから 忘れないで欲しい Best Friend. 20080706.
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加