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「あなた達には早めに話すわ・・・あなた達のアパートの大家さんの秋間 君代(あきま きみよ)さんがが部屋で殺害されてたってたって学校に連絡があったの」
「は?」
「え?」
「まだ詳しいことは全くわからないの、けど今日は午後の授業はなくなって自宅待機になると思うの。あなた達は一足早く帰りなさい」
「・・・」
愛美も俺も言葉を失った。
あの大家が、死んだ?ウソだろ?
面談室を後にし教室に向かった。その道中
「ねえクロエ、大家さんそんな体悪いとか聞いてた?」
「いや、けどもう80近い婆さんだ突然死だって・・・それにあの大家は」
俺は呟いた。
「ねぇみんな授業中だよね?教室戻りにくいね・・・」
「ん、そうだな」
教室に行くと鍵は空いてたがみんないなかった。
「クロエこれ」
愛美が黒板を指さす。そこには
「1時間目の化学が化学室での授業になったからちゃんと鍵して来いよ by沖野」
薫からメッセージを消し新たにメッセージを書き教室を後にする。
鍵を事務員室に返し学校を出ようとすると門のところに人がいる
「君達が玄野君に北条君だね。私は刑事の代官山 聡(だいかんやま さとし)、君たちに話を聞きたい。
君たちは大家と住居人以外にも関係があったのでは?
もちろんこれは任意での質問だ無理にとは言わないが協力をしてほしい。」
代官山は頭を下げた。「うち、そこのアパートなんです。立ち話もなんですし、どうですか?」
「失礼させてもらう」
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