第1章

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「ハル、アカ、おはよ。喋るのも良いけど、朝練遅れるよ」 「ナミ!おはよ!もうそんな時間?」 「うん。もう7時半だよ」 「ナミ、大変だな。マネージャーは朝練、出なくていいんじゃねーの?」 「残念ながら、そうはいかないのだw」 男バスマネージャーで、同じクラスの黒澤那美が、俺たちに警告した。 …やば。7時40分までには体育館にいなければ。 「……おいハル。走るぞ!」 「アカ、引っ張んなって!」 「ちょっと2人とも!おいてかないでよ!!待って!」 俺たち三人は、これでもかってほど走り、ギリギリセーフで、体育館に着いた。
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