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「アカ、お前やっぱスゲー」
「何が」
「プレーしながらも、相手の弱点を把握してその後指摘。言われたほうはその通りだから反論出来ない」
「普通じゃね?」
「それに、アカに言われるとなぜか皆、納得して黙る」
「相手したほうがわかることの方が多いんだよ」
「でも、言われたら少しムッとはするだろ。でもアカに言われても、何も思わない。むしろ有り難いと思う。……何で?」
「知らん。こっちが聞きたいわ」
「天才質なのかな…」
「まぁ、親が親だし。血を受け継いだんじゃねーの。父親もこういうのできてたし」
「そっか…」
なんてことを話していたら、先生が来た。また、いつも通りの生活が始まる。
と、思っていた。
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