夢 ゆめ Mai dream

第二章 幼年時代

(1)　肺炎で入院

　幼稚園入学から１カ月くらいたったころ、ぜんそくで３週間くらい病院にかよっていた時の事です。夜の９時すぎくらいに、ぜんそくが止まらず、夜中なのにハチミツを飲まされて、しかもきらいな大根おろしが出てきた。結局２口くらいしか食べていない事は今でもハッキリ覚えている。そのあとはルーシーの近くのいつも行っている病院につれていかされた。その日のうちに入院になって、エレベーターの近くに、私と同年代の年の男の子が立っていた。おそらくその男の子も今日入院だったのだろうとすぐ予想がついた。その子は偶然病室がおなじになって、となりのベッドにいました。その病室にはほかにも同年代の子達がわんさかいたから全然さびしくなかった。そのエレベーターの男の子は、すぐに仲良くなれたけど、なぜか他の子達とは全っ然話さなかったし、よく覚えていません。