第二章 幼年時代

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「あぁー死んじゃったのかー。」とまぁまぁ悲しんでいた。すると、お母さんが、 「これ、すてるからね。」(貝、ゴミ箱行き)  と言いだした。私は、「えーっ。」と思いつつもその意見に賛成した。しかし、新ためて考えてみると、「なぜ生きものなのにゴミに捨てる?(生ゴミ)ふつうなら、墓にうめてやるとかしないのか?」という"ぎわく"がわいてくる。今考えてみれば、「金魚もちゃんと墓にうめてやったのにどうして貝はちがうんだ。」という事になる。「家がアパートで、うめるところがなかったから?」それもちがう。うめるところならうらとかどこでもあったはず。「貝は食べ物で、からはいつもすてているから?」これもちがう。あの貝は食用。でもこの貝はあたかも人間が作ったようにキレイな色で、形もととのっていて、食べる物ではないのです!!だからそれもちがう。という事は、考えられるはあと一つ。それは、「完全にだまされていた。」ということ。私は、犯罪だと思った。
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